沖縄セルラースタジアム那覇
1960年、沖縄県内初の本格的な野球場として完成。その後施設の老朽化・陳腐化が著しくなり、県内でも長年にわたって問題視されていました。
内野スタンドには座席が無いため、観客はコンクリートに直接腰かける形となっていた上、屋根も設けられていなかったことから、日差しが特に強くなる夏場には不評を託っており、プレー上においても、内野には固く水捌けの悪い赤土を使用していたため、雨天時にはプレー条件が悪化することがかねてから指摘されていました。
このため市は基本計画を立案。総事業費を77億円とし、両翼100m・中堅122m、内野には黒土、外野には天然芝を敷設したフィールドに加え、6基の照明設備、電光式スコアボードを設置するなど、プロ野球公式戦開催に対応した設備が整備されることになりました。